川沿い園内＆宇土谷川

遊水峡の中心となる幅30メートル、距離にして約1kmに渡る滑岩の川沿いに整備された小広場です。
巨大な一枚岩盤のの上を清流が時に激しく、時に軽やかに駆け下って行く水の姿は、遊水峡の名前の由来にもなっています。
夏場は天然のウォータースライダーで川遊びをする子供たちのハシャギ声が山あいにこだまし、秋には紅葉の絶好の観賞スポットとなります。

ケヤキやモミジ等が植えられた解放感あふれる川辺では、木陰でバーベキューやピクニック等を楽しむことができます。

岩榎

高さ　約25m　幹周り5mを超える榎の大木です。
急斜面の岩盤に縦横に根を張り、巨体を支える姿に生命の力強さを感じずにはいられません。
岩をしっかり掴んで離さない、その姿にあやかって、この木に願をかければ、願い事がかなう？とも伝えられ、川の護り木として大切にされています。

かっぱ滝

落ち口から滝壺まで高低差15メートルを一気に流れ落ちる直瀑型の滝です。 滝壺のすぐ側に寄れるので、流れ落ちる迫力ある水の飛沫やその音を体感できます。 かっぱ滝の愛称の通り、夕暮れにはかっぱが滝壺の中から現れてきそうな、妖しの雰囲気を漂わせています。

倉本滝

かっぱ滝に比べると落差は6メートルほどの小振な滝ですが、落ち口から分岐して滝壺まで数段に渡って流れ落ちる絹糸のような水の流れが、繊細な印象を与える趣のある美しい滝です。
地元の人達にも、あまり知られていない小国町の隠れた名滝です。

日本列島飛び石階段

川沿い園内からかっぱ滝まで続く遊歩道の中間部に設けられた都道府県名が丸石で記された飛び石階段です。
発起者の穴見祝二が遊水峡の整備の合間にコンクリートの基礎部分に一つ一つ川で拾い上げた丸石を文字の形に埋め込んでいき、1年半を費やして、平成元年に飛石階段を造り上げました。

碁盤の瀬

大古の阿蘇山の大噴火で流れ出た溶岩が、その後の川の浸食で形成された見事なまでに整った碁盤の目のような模様を川瀬に見ることができます。

でっぱり岩

東側遊歩道の道半ば、遊歩道につき出た巨大な岩が現れます。山手に向かっては、大小いくつもの岩がゴロゴロと転る珍風景が広がっています。

遊水峡近隣には名所もいっぱい！

遊水峡から車で１５分圏内には杖立温泉、はげの湯温泉、岳の湯温泉等の立ち寄り湯や家族風呂が点在しており、キャンプと一緒に温泉を満喫されているお客さまも数多くいらっしゃいます。また確かに山の中に位置しますが、車で２０分も行けばスーパーやコンビニ、道の駅等もある恵まれたロケーションです。そして、鍋が滝や下城の大イチョウ等、小国町の名所巡りをするのにも絶好の拠点になります。
親子３代で小国町を色々と楽しめるキャンプ場です。